ありがとね

昨夜のチャリティーマッチ、見ました＾＾


ずっと・・・

ずっと、もう、生活することでいっぱいいっぱいで、
休みの日は数日分の食料や日用品を買うために街へ出て数時間並び、
へとへとになって家に戻り、
そのうち体調は崩れるわ精神的に下がりしんどい方向へいくわ、
ホント、大変で・・・

だけど、帰れる家があるというだけで、どんなに幸せなことか・・・


私は、震災直後は食料調達に困り、県庁で二回ほどパンなどをいただいたりしてました。
県庁や区役所には、家へ戻ることが出来なくなった方々が大勢避難していらっしゃいました。
私も大変でしたが、それ以上に避難されているみなさんの方が大変なのです。
心がとても痛みました。


サッカーとか、
ベガルタとか、
しばらく無理だと思っていました。
考えることもできなかったです。

サッカーに何ができる？
なんて、そんなの分らない。
携帯が使えなくなり、誰とも連絡取れなくなり、
ぐわんぐわん揺れる電気のない真っ暗な部屋で１人恐怖と闘った私は、
もう十分、”負けない気持ち”とやらは持っているよ・・・

何をもたらしてくれるんだろう、サッカーは。


あのね、
単純に、楽しかった。
楽しむということを思い出させてくれた。

夢中になって、応援する楽しさ。
私の中に戻ってきていた。


リャンが、セッキーが、あのような舞台に出るということはベガサポなら誰でも嬉しいものだが、
バックスタンドにばーんと張られた仙台の段幕。
聞えてくる仙台の応援歌。
Ｊ選抜チームのユニの色・・・・・・
いたるところに仙台、宮城への配慮があり、感動した。


惜しくもＪ選抜チームは日本代表チームに敗れましたが、
世界で試合に出ている選手と、地震で思うように練習が出来ない選手とでは差が出てたかも知れませんね。
だけど、気持ちは全員から伝わりました。
そんで、最後のカズのゴール！は、本当に強烈なくらいのメッセージが込められていた気がしました。

ありがとう。
ありがとう！
楽しい時間をありがとう！